この度、gm tenでは佐々木愛の日々のスケッチを、日々スライドショーとしてまとめていくプロジェクトを開催致します。毎日新しいスケッチが足され、更新されていくスライドショーを、galleryの空間で上映致します。国内外でのレジデンス(その土地に滞在しながらの作品制作)経験が豊富な佐々木は、移動すること、歩くことで見つける視点へ関心を寄せています。
その佐々木は5月から半年間渡豪することなり、8月にはメルボルンで開催される日本とオーストラリアの若手の作家による合同展「内在の風景」に参加をします。いつもいる場所を再び歩き、スケッチし、そこから得る視点をきっと次の新しい土地へと繋げていくことでしょう。一枚のスケッチから始まり、ひとつのスライドショーになっていく過程をどうぞお楽しみ下さい。
| [期間] | 2010年4月18日(日)-5月9日(日) |
| [時間] | 12:00-20:00(平日)、12:00-18:00(土・日) |
| [休廊日] | 火曜日、4/29(木・祝) |
| [会場] | gm ten →more information |
| 東京都港区麻布十番 4-1-7 三和第二ビル3F | |
さわやか信用金庫とコインパークの間、1階にやきとんという飲食店が入っているビルの3階です。ビルの壁に「葉山国際カンツリー倶楽部」と大きな看板が出ています。 |
opening party : 4月18日(日) 18時~
日本とオーストラリアの若手の作家による合同展「内在の風景」のお知らせもあります。
最近地図を作る仕事をしていた。
空撮された写真を元にこまごまとした町をトレースするのだ。
その写真を見ていると日頃横から見る町とは違う、空からの視点にはっとした。
新しい町に住む事と空からの視点は似ている。
場所を移動する事は、いつもと違う角度から物事を見る事が出来るとてもシンプルな方法の一つだ。
その新鮮な感覚もすぐに馴染んでしまって、忘れてしまうかもしれないけれど、今見ている世界とは違う形の世界がある事を知った事は忘れないと思う。
どこに居ても、何度でも、思い出す事は出来る。
そうして日々見ている景色の中に、新鮮な発見を見いだせればいい。
いつもの場所で自分なりの空からの視点を見つけてみたいと思い、歩いてスケッチする事にした。
佐々木愛
佐々木愛
1976年大阪府生まれ。
人々が心の中に持つ根源的な「記憶」から呼び起こされるような世界を、砂糖などの身近な素材を使用したインスタレーションやペインティングを制作発表している。その中でも近年砂糖によるインスタレーション作品を積極的に制作発表している。家や山、古い文様などをイメージした繊細かつ壮美な作品は、一人の力の集積で生み出される大きな壁画となって表現され、限定された期間のみ展示され、やがては取り壊され、鑑賞者の記憶にのみ残されます。

